春夏秋冬ことろが感じた事を、気ままにつづる処です*
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17:『月夜』
どこからか吹き抜けた
夜風に少し 身を震わせて
ずっと見上げていた 美しい月
淡い光を 手繰り寄せて
いつか還ると 誓ったのです
雲は流れ 想いは馳せ
触れられないそれに 手を伸ばし
幾度も 貴方を見上げていました
冴え渡る 月夜と空気に
私は今も 目を細め
その月が壊れぬように
そっと 淡い光を手繰り寄せるのです
(お題は『追憶の苑』牧石さんより。)
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16:『遠いあの日』
まどろみかけた 暖かい昼下がり
思い出すのは 遠くなったあの日のこと
どこか似ている 心地よさは
あなたの笑う ぬくもりに似ている
長い年月が過ぎてゆき
曖昧になる その記憶は
不確かな夢の中
それとも わたしの心の中
いつか言いたかった
「ありがとう」という言葉を
遠いあの日に生きる あなたへ
不確かな 暖かい昼下がりの夢
そっと つぶやいた
(お題は『追憶の苑』牧石さんより。)
15:『それはとても小さな』
今日 私はあなたにこの想いを伝えようと思う。
足もふるえて 声もでなくて
だけど 大好きだから伝えようと思う。
あなたはいつも やさしく見守ってくれて
そんなところが とても大好きで
今もこうして あなたは私を見守っている。
それは とても小さな勇気
それは とても小さな一歩
それでも私は あなたに救われたから
この想いを 受け取って下さい。
(お題は『追憶の苑』牧石さんより。)
14:『忘却の海』
たゆたう波に 躯を委ねて
心さえも わからなくなる程
上も下も わからなくなる程
この海に 流されていたい
どこが始まりだったか
なにが目的だったか
あなたさえも 忘れてしまう程
この海に 溺れていたい
そう願うのは、間違ってますかーーー…?
(お題は『追憶の苑』牧石さんより。)
13:『ひとかけら』
涙のような 光のしずく
そっと 手のひらに落としたら
明るくなってく どのこころも
全てが幸せになれればいいのに
この地球(ほし)中の光をあつめて
ひとつのビー玉に押し込めたら
だれも見たことないような
七色の世界が見えてくる
ぼくらが夢見たこの世界を
ぼくらが忘れてしまわぬように
ビー玉を少しだけ壊して
ひとかけら 未来へ持っていこう
(お題は『追憶の苑』牧石さんより。)