春夏秋冬ことろが感じた事を、気ままにつづる処です*
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05:『手紙』
宛先のない手紙が 何故かわたしの所に届いた
開けてみると そこには花びらが入っていて
一枚のメモが入っていた
綺麗だけど どこか懐かしい感じのする字で
そこには 一言だけ書かれていた
「この花びらを 好きになってください」
不思議な気持ちで 入っていた花びらを手に取ると
なんだか 微笑んでしまった
この宛先も送り主の住所も書かれていない手紙は
偶然にも わたしの所へ届いた
この花びら達を好きになって
一体 何が起こるのだろう
いつかは 枯れてしまうと言うのに…
手紙に託された 誰かの想いは
それからずっと わたしの心をつかんで放さなかった
(お題は『追憶の苑』牧石さんより。)
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